観蝶日誌
2022.7.30 更新
またまたこだわりの産卵行動シリーズです。まずは最近我が家周辺で見られたものです。コキマダラセセリが芝刈り後の切り残しの雑草に産卵しています。
次はホザキシモツケに飛んできたフタスジです。もうヨレヨレにみえますが頑張って産んでいきました。
生まれた卵です。
鉢植えのミカンにナミアゲハの夏型のメスがやってきました。
すごく奇麗なメスです。
葉の表に無理やり産み付けました。
アゲハの夏型ではミヤマカラスも終齢になってどこかで蛹化したようです。キアゲハは家の北側に生えているドクゼリについています。
さて、次は今日の観察です。いつもの布礼別林道に行ってきたのですが、エゾヒメシロが産卵しているのですが…。
ギョロメで撮ってみました。腹をまげて葉の表に産み付けます。
草むらを産卵飛翔するこの母さんを追いかけていたら、面白い場面に遭遇しました。なんと、間違ってアカツメクサに産卵しました。それも2回です。
同じマメ科なので勘違いしたのでしょうね。アカツメクサでOKならば、こんなにレアな種にはならないのですが、育たないですよね。
卵です。一応持ち帰って飼育してみます。
この他、シータテハの産卵を狙ったのですがダメでした。
いつもの林道の湿地にはキベリタテハの新個体がいました。
きれいなので持ち帰ろうとネットをかぶせてもまだ吸水を続けています。ネットを上げてギョロメで撮ってみました。
つまんで腹を見るとメスなので、来年のためにネットは外し逃がしました。
林道上ではちょっとこの辺では珍しいオナガアゲハが来ていて、パンピングしていました。今日は30℃を超えそうです。昼前に退散しました。
以上。