観蝶日誌
2021.5.4 更新
4月29日富良野の有名なヒメギフ産地に行ってきました。ここは小さな神社の周り。以前マニアが殺到したり、幼虫のついた食草が下草刈りで全滅したり、かわいそうなことになっていて、チョウ類保全協会の方と地元小学校で見守っていますよとアピールした場所です。一時期絶滅の危機でしたが、下草刈りの時期をずらすことで保全がすすんでだんだん復活してきたところです。
芦別岳を遠望してヒメギフチョウのオスが日光浴していました。
暖かくなってオスは探雌飛翔を始めました。
こちらではメスが飛んでいます。食草を探し始めました。
食草のオクエゾサイシンはまだ出始めです。やっと見つけたようで葉にタッチしました。
少し回り込んで産卵位置を探しています。
いろいろ腹を動かしていますが、どうも産卵することは出来ずに諦めてたようです。
また飛び始めました。
今日はここまで。
近所のお母さんと子供が不思議そうにみていたので、ヒメギフのお話をして、また来ますのでよろしくと挨拶をして帰ることに。本格的な産卵シーズンに入ったらまた来よう。