5月20日庭の蝶たち

2021.5.21 更新

北海道の春は急速に進みます。エゾハルゼミが鳴き山は一気に春紅葉をへて新緑に

5月20日はそんな北海道の春のエネルギーを感じる1日。気温は26度を超えました。

この日は旭川の仕事を終え部屋でくつろいでいると、外から妻の声。

ちょうちょがいっぱい飛んでいるよ。

どれどれと玄関を出るとミヤマカラスアゲハが芝桜で吸蜜。きれいきれいととりあえずTG4のシャッターを押す。

そうこうするうちに玄関前のたんぽぽに黄色っぽい蝶。キアゲハではない。近づいてみると

ボロボロになったヒメギフの雄でした。我が家ではしばらくぶりの再会です。

ここで発生したのかなあ?近くの山から飛んできたのだろうな。

家の周りには食草のオクエゾサイシンがたくさん増えてきました。写真は庭の隅、ミズナラやミズキや食草を中心に植えこんであります。

手前にこんもり育っているのがオクエゾサイシン。

こんどはコツバメがやってきました。ホザキシモツケに止まりました。早業で卵を産んでいきました。

花芽に産み付けられた卵です。

この他、キアゲハのペア、ルリシジミ、ナミアゲハが飛んできました。

日がもう西に傾くころなのに今日はずいぶん活動的です。

最後に、ミズナラについているゼフ幼虫やエゾリスが植えこんだオニグルミの幼木のオナガシジミの育ち具合を見てみました。

それぞれ順調に2齢まで育っていました。

葉の中脈に止まっています。

結構面白い観察ができました。以上。