観蝶日誌
2021.6.9 更新
スギタニルリシジミの多い美瑛町のO林道に高校の授業の後行ってみました。
林道に入って現れたのはミヤマカラスアゲハの吸水集団。
よく見るとキベリタテハが執拗にミヤマカラスアゲハのオスにアタックしていました。
どうみてもメスとは見えないのですが、空中までも追いかけまわしています。
さて、今回の目的はスギタニルリシジミの幼虫探しです。
マークしておいた食樹のミズキは満開で(写真の上)よく目立ちます。
高枝ばさみで少し花を切り落として探してみます。幼虫は花芽に擬態していて見つけずらいこと甚だしい。
やっと見つけることできました。そうこうしているうちに葉の裏で大きめの幼虫を発見。あれれ、たくさんついている。
3齢幼虫のようです。ここまで育つと葉の裏に静止場所を変えるようです。
これは新しい知見です。最後に終齢幼虫を見つけることもできました。
林道にはヒメウスバ、シロオビヒメヒカゲも飛んでいました。
やはりここは楽しい林道です。