6月10日キトウシの幼虫たち

2021.6.10 更新

今日も学校帰りにちょっと幼虫探索。

東川町のキトウシ森林公園です。ここはスキー場がありナガボノワレモコウやススキ・クサフジなどの生える草原環境が維持されています。

またミズナラの林にはムモンアカシジミの発生木があり、図鑑制作のために撮影に頻繁に訪れたところです。

今年は初めての観察。今日は富良野で30℃オーバーの真夏日になりました。飛んでいる蝶は少なくここでももっぱら幼虫探索でした。

見つけた幼虫は次の4種です。駐車場横のヤマナラシについていたコムラサキ。ナガボノワレモコウについていたナミヒョウモンの前蛹(?)

ミズナラの枝に居たムモンアカシジミ。そして最後はオオヨモギの葉を食べていたヒメシジミです。

では。ご覧ください。

ヤマナラシの葉の上に静止するコムラサキ。台座に糸が敷き詰められている。下の葉に古い台座と食痕。

ナガボノワレモコウの葉にいたナミヒョウモン終齢。前蛹かも。

ムモンアカシジミ3齢幼虫。

ヒメシジミ幼虫は葉の表面をなめるように食べる。トビイロケアリがつきまとう。