観蝶日誌
2021.6.28 更新
布礼別林道で「富良野の自然に親しむ集い~オオイチモンジ観察会」を実施しました。
参加者は親子連れ二組を含めて10数名。
晴天の中、林道の吸水ポイントでオオイチモンジなどの蝶を探しました。
前日は採集者もいたのですが、オオイチのオスのきれいなのが結構いたのを確認。
だがしかし、当日は吸水ポイントA、Bとその姿はなく、最後のポイントCでも見つからない。
開会のあいさつをしているときに採集者の姿を目撃。ほとんど採られてしまったのかもしれません。
このヤマナラシが発生木ですよ、と説明していたらそこにコムラサキの太い幼虫がぶら下がっていました。
そうこうするうちに、オスが飛来、仲間がネットインしみんなで観察。そのうちに子供が「やったー!」
向こうでお父さんが「やったー!」なんとか数頭ネットインしました。
脚が4本しか見えないね。などなど少々いじくりまわしてリリース。
オオイチを持つ写真のお子さんは、でかいヒトリガやクジャクチョウの毛虫も平気でつまみあげる「虫愛ずる姫君」です。お母様もそんな姫君をおっとり見守っている素敵な親子でした。
そのほか吸水ポイントにはミスジチョウ、コチャバネセセリ、ミヤマカラスアゲハなど。シータなどはまだ出ていない模様。
オニシモツケの群落にコヒョウモンが群れていました。写真は交尾拒否するメスです。ポーズはモンシロと同じでした。