7月13日おっさんたちのゼフ探しIN石狩浜(ながもり)

2021.7.14 更新

東京在住の大学の「虫研」以来の蝶友林碧(はやしみどり)氏が仕事の合間を縫ってゼフを採りたいという。

ちょうど相棒の辻氏が来道中なので案内することに。

同じ「虫研」OB後輩のKさんも参加するというので、私も参戦することに。場所は虫研時代によく通った石狩浜。

朝5時に出て7時過ぎに到着。カシワ林の中に長い網が見える。林碧氏は札幌のホテルを5時半に脱出したそうな。

いやはやどうかしてるね。完全防備の辻氏の向こうに彼が長竿で奮闘しているのがかすかに見える。

彼は、ペンネームのハヤシミドリの他、ダイセン、ウスイロオナガ、ウラジロ、キタアカ、アイノなどなど、とにかくゼフの野外品が欲しいという。そこで同胞のため平均年齢60越えのおっさん軍団がカシワ林をうろうろ、バシバシ。やはりどうかしている。なんとかキタアカ以外はたたき出すことに成功。期待はずれで蝶影薄く、写真撮影主体の我々はいいカットは撮れなかったが、一応証拠として3枚紹介します。

まず、なぜか一番目についたジョウザンミドリシジミ。

次によく見かけたアイノミドリシジミ。写真は下草で休んでいるところですが、この2種は占有活動を盛んに行っていました。

最後に枝をたたかないとなかなか出てこないウスイロオナガシジミ。これはきれいだった。

さすがに4時間も竿を振り回していると、おっさんたちの動きは悪くなる。

帰りの飛行機までに時間を気にしながらもどこか行きましょうか。

私から兄が愛していたオオムラサキが定着した札幌南区の公園に行きますか。そうしようそうしよう。

行ってみるとオスが何頭か飛んでいます。枝先んで見張り活動。やっぱりでかいしかっこいいね~。

林碧氏1♂お持ち帰りいいですかねとネットイン。

ここで一応解散。道外組はフライトギリギリまで空港周辺でゼフを探すと言って去っていった。

やっぱり普通ではないおっさんたちでした。(この後私も富良野への帰り道で活動したのでした。)