観蝶日誌
2021.7.25 更新
7月19日に教育大旭川の学生2名を連れてヒメチャ保護(幼虫ネット替え)活動に行きました。
小生は20日一日の活動で終了しいったん富良野に戻り、その後両名は中村さんの助手として奮闘しています。
23日は彼らをお迎えに様似入りです。その域の途中に日高のT林道に寄ってみました。
山奥の崖に生息する稀種ツマジロウラジャノメの生態観察です。
いつもの崖に来てみるとなんと車が3台も林道わきに止めてあります。同業者かと思いましたが人影無し。なんとその先の登山口に登山に来た人たちの車がびっしり駐車してありました。
この日も30度越えの暑い日。貸し切り状態での観察に入りました。
発生時期のピークは過ぎていると思いますが、この蝶は割と寿命が長いようで、この日も何とか生き延びていました。
崖に咲くキリンソウが大好きです。
こちらのチョウはメスのよう。
産卵しないかなあ、と首が痛くなるほど崖を見回るのですが、なかなか産卵しません。
産卵していたのはミスジチョウ。産卵シーンは初めての撮影でした。しめしめ。
おっとこちらはシータテハ。オヒョウニレに産卵姿勢を見せています。
その他観察撮影できた蝶はベニヒカゲ・ウラジャノメ・ホソバヒョウモン・コヒオドシ・エルタテハ・ウラキンシジミ・イチモンジチョウ・エゾシロチョウなどでした。
ということで、様似に向かいました。