観蝶日誌
2021.7.31 更新
富良野は猛暑が続いています。熱中症警戒情報が出ている中、蝶たちはどうしているかと、いつもの布礼別林道に行ってみました。
せめて午前中の涼しいうちにと9時に行ってみたのですがもう30℃。オオイチの吸水ポイントもカラカラに乾いています。
そんな中まず顔を出したのが、キベリタテハの新生個体。美しい。
オオイチ吸水ポイントには水がある。ミヤマカラスの吸水集団が見られるかと思ったのだが、集まっているのはコムラサキ、シータテハ、サカハチチョウがちらほら
それらよりも奇麗なスジグロがいたので撮影。
こっちを向いているのはエゾスジグロ。
じりじり太陽が照り付け頭がぼーっとしてくる。昨日ワクチン2回目接種したこともあり無理はできないな~。
日照りでチリチリになりかけたクサフジにエゾヒメシロの夏型が飛んできた。
そのわきにモンキチョウが飛んできて産卵。暑い中ご苦労様です。
林道のわきの草むらで、オオチャバネが葉の上の鳥の糞にとまっている。近づいてみると吸い戻しをしていた。
林道の終点の荒れ地でエゾノミツモトソウ?をみつけ、今飼育中のヒメチャマダラセセリの代用食としてお持ち帰りに数株掘ってみる。
地面が硬くて根がうまく掘れない。これを機に退却。1時間も持たなかった。午後に36.5度を記録、危ない暑さだった。
以上。