観蝶日誌
2021.8.7 更新
富良野は猛暑が続いています。今日7日は38℃になったみたい。
信じがたい暑さです。涼を求めて?島ノ下の沢に出かけてみました。
タイトル写真にあるように夏の蝶がヨツバヒヨドリの花に群れています。
サカハチチョウ、キバネセセリ、ヒメキマダラヒカゲ、カラスシジミ、ウラゴマダラシジミ、ウラキンシジミ…そして夏の蝶の主役
ベニヒカゲです。今回はメスが多く、産卵シーンを撮るのが目的でした。(今までまともなカットが取れていない。)
それにしても一つの花に最大5頭も群れていました。
こちらはサカハチチョウ。これもすごい数。
そんな中よく見るとアカマダラ。ふつうこんな山奥の沢にはいないのだが…たしかにアカマダラ。サカハチの斑紋とよく比べてみてください。
こちらはサカハチチョウ。前翅に並ぶ白班の角度が違います。
林道を歩いていると。羆の落とし物。
そして、その先のいつも観察しているベニヒカゲの舞う崖に、怪しい食痕。しばらく産卵を待つがダメなので、その先車を進めると…
なんとうんこを落としたその本人が目の前を横切る。車をあわてて止めると、逃げた母親の後を追って子熊が道に飛び出した。
そして、なんとこちらに好奇の目を向けて歩み寄ってくる。ちょっとまってくれと少しバックする。
目と目が合う。やたらかわいい目をしている。すかさず助手席においてあった200mmを向けるがなかなかオートフォーカスのピントが合わない。
マニュアルにしてやっとパチリ。
カメラの撮影範囲以上近づいて、車をすり抜けるようにして草むらに降りていく。
仕方なく車を転換場所まで進めていく。すると私が6月にフキを取ったところがバキバキ荒らされていました。
なるほどこれを食べに来たのですな。そうですか、退却するのでゆっくり食べてくださいと踵を返すと、帰り道にでもまた2頭の子供たちに遭遇。
札幌からの採集者にも遭遇したので、親子熊がいたので注意してと声をかけて帰路につきました。
今年はヒグマがあちこちで出没。我が家の近く1キロくらいの農地わきでもうんこがあったよう。一人歩きは注意せねば。
以上。