観蝶日誌
2021.8.24 更新
夏の終わり家の周りのチョウ第3弾です。
雨が上がってカメラを持って玄関を出て庭のはずれまで歩くとウラギンスジのメスがフキの葉に止まっていました。
産卵に来たのかな?とカメラを向けると、すぐに草むらを歩き出しました。
腹をまげて前進しています。やがて枯葉に行きついて、産みやすい場所を腹端で探り当て、そこに2卵連続で産みました。
3カット連続で紹介します。
オニグルミの枯葉に産付された卵です。
年内に卵の中で幼虫の体が出来上がり雪の下で越冬します。
来春、自力で食草のスミレ類を見つけ出して葉に食いつきます。
しかし、いつも思うのですがメスは食草があることをあまり厳密に確認しません。
今回産卵された場所周辺、少なくとも10メートルにはスミレはありません。
そんなことでいいのかと思います。