8月30日:横浜から再び産卵シリーズ(つじ)

2021.8.31 更新

近所の三ツ池公園でいつものムラサキツバメを見に行った。
夏の終わりはまだ暑く、昼過ぎには成虫はあまり飛んでいないが、日陰のマテバシイを探す。

道端のヒコバエを見ると、葉が丸まっていたり、縮れていたり、アリがたくさん動いていたりする葉に近寄り

裏返すと、こんな感じでムラサキツバメの幼虫が見つかった。

このようにいつもアリと一緒にいるので、アリを目安にすると割と簡単に見つけることができる。

よく見ると枝には卵がたくさんついている(孵化後の穴の開いているのも多い)。

拡大すると

幼虫が枝を歩いている。食べる葉を探しているのか?

この枝を含め、ヒコバエはみな丸裸。ムラサキツバメにやられたのだろうか。

子供の頃にはムラサキツバメをこの辺りで見られるとは思いもしなかった。関東近辺では新参者だろうが、まだまだ生態系になじめていない感がする。本場でもこんな感じなのだろうか?

親は暑いからかあまり飛ばず休んでいる個体も複数。葉の上で汁を吸っている個体。

夕方になってきて、帰宅しようとすると、産卵のためにマテバシイの周りを飛んでいる♀がいた。


こんな感じで産卵。

で、この辺りのヒコバエもご覧の通り。

マテバシイも大変だ~!
別の産卵シーン。

飛んでいってしまう。

家で、シャワーを浴び、ノンアルビールが美味しかった。