観蝶日誌
2021.9.3 更新
また、また産卵シリーズです。
9月に入り朝晩は涼しくなり夏の終わりの雰囲気が増してきましたが、ヒョウモンたちは産卵に必死のようです。
今日(3日)は旭川の仕事帰りいつもお世話になっている東川のキトウシ森林公園に行ってきました。
狙いはいろいろあったのですが、とりあえず駐車場のオオイチの幼虫を見てみます。
7,8つ巣があったのですが、ことごとく脱落、やっと奥の方の枝に一つだけ越冬巣がついていました。
中に入って眠っているようです。この巣作りの様子をしっかり見たいのですが、いつの間にか葉っぱをまるめて作ってしまいます。
この幼虫を見ると体の周りの丸く切り取った葉で越冬巣を造ろうとしていたのかなと思えます。
さて、産卵シリーズですが、今回はオオウラギンスジとウラギンです。
まずはオオウラギンスジ
もう一つ
次はウラギンです。
草刈りされた地面に潜り込んで産み付けています。ミドリヒとメスグロヒは木の幹が好きですが、他のヒョウモンはだいたいこのパターンが多く写真を撮るにはちょっと苦労します。
これら大型ヒョウモン:ミドリヒ・メスグロヒ・ウラギンスジ・オオウラギンスジ・ウラギン・ギンボシはそれぞれ飼育ケースで採卵し、今もう一度越冬状況を見ることにしています。
残るは難敵クモガタヒョウモン。今頃、あの火山灰の疎林の空き地で産んでいるのだろうな…。行ってみるか。