9月13日:またまた横浜クマソその後(つじ)

2021.9.14 更新

天気の良くない中ようやく暖かい日になった。家を出ようとすると、キタキチョウが庭で産卵していた。幸先が良い。

現地に行くと、何頭か飛んでいた。これは行けそうだ!突然ソテツの幹で♂が♀に求愛。カメラが間に合わない…。翅を開いた♂が(ピンボケ)

♀に正対して近寄り

お腹を曲げて♀に交尾を迫る。

結局、交尾は成立しなかった。塀の上にいた個体が飛んできてカメラや指から吸汁しようとしている。

どの個体もとても新鮮。羽化が始まっていそうだ。…という間に今度は葉の上で交尾。(左♂、右♀)

地面で吸水している個体もいる。

地面を見るとやはり新鮮な個体。羽化後のようだ。もう一頭いる。

撮影していて、目を離したすき?にもう一頭が出てきた。…と、先に止まっていた個体が席を譲った。(11:37)

♂のようだ。どこから出てきた?と考える暇もなく、翅が伸びていく。慌てて撮影。

見つけてから翅が伸びきるまで1分9秒だった。

これで三頭。

撮影して10分ほどたち、気がつくと茎にも2頭。計5頭になった。

どこから来たのかな?と蛹の羽化殻を探していると、地面の上に蛹がいくつも転がっている。
前日の植木屋さんが食害された葉を刈り取っていったので、その時に幹の鱗片あたりから落ちた?
とりあえずお持ち帰り。大きさが不ぞろいの10個体採集できた。

蛹を探していると、アリが蛹を運んでいた。

ふと見ると今度は♀が羽化してきた。(12:07)

ここまでやはり1分9秒。(翅は伸びきっていない)

その♀の横をアリが巣穴へ蛹を運ぶ。

これで、計8頭の新成虫が近くから羽化してきたことになる。突然出現したように感じられたし、これだけの数が一体どこから?よく見てみると、植木屋さんに刈られたヒコバエ?の根元に羽化殻?

ピンセットで採ってみると、6~7個体分?くらいは確認できた。ここからはい出した?

そろそろ帰ろうかと思ったら、再び求愛行動。
今回もカメラが間に合わなかったが、♂がお腹を曲げて交尾を迫っている。(見えていない)

今回は交尾成立となった。(アングル悪し)

最後に♀の飛翔と、若葉の束に入り産卵を続ける♀になります。

伸びていない若葉に♀が産卵しようと降りていくと、周りに成葉があるので壁になり(逃げにくい)、上から被せるようにして飛翔写真を撮るのが楽しい!

この感じだとまだ発生は続きそう、これからも追っていこう。