9月19日幼虫2題キアゲハとアカマダラ(ながもり)

2021.9.19 更新

富良野ではタマネギの収穫が終わり、稲刈りが始まった。もう夏は終わりです。

シルバーウイーク(というらしい)連休中、市民農園のジャガイモを掘り枝豆を収穫しひと段落。すると

富良野高校で「富良野の自然」の授業を一緒に担当している生物のH先生からメールが届く。

「この写真、公宅の空き地のヘンルーダについていたのですがキアゲハの幼虫ですよね。」

おおーっ、そうだわ。ナミアゲハではなくてキアゲハだわ。ということで出かけてみる。

いました。結構でかいのが三つ四つついている。

ナミアゲハがめっちゃつくんですが、キアゲハも食うのですね。とH先生。

まれにミカン科も食うと記録があるが、初めて見たわ。と私。

これはもう終齢だわ。

ずいぶん黒っぽいね。

あれっつこっちの幼虫ハチにやられている!といH先生。

視線を移すと、なんとアゲハヒメバチが幼虫に抱き着いて針をブチブチ射している。

TGで動画撮影。すごいすごい。

いやあ、ドラマを見ましたね。何回もさすのですね。

そうだね。でも出てくるのは一つだよね。などと会話する。

ヘンルーダ増えているので持って行ってください。とH先生。

我が家に少し植えてみることにする。

 

家に戻り、庭の縁の用水路に生えているイラクサ群落を見て回る。

使わなくなった用水路に土砂が溜まりヤナギやイラクサなどが生えてきている。

しめしめアカマダラがついていた。

これは3齢かな。

こちは終齢でしょう。

この子たちは蛹になって冬を越し、そしてあの美しくもかわいい春型が出てくることになります。

来春が楽しみですが、少しお持ち帰りして飼育することにしました。

以上。