観蝶日誌
2021.9.21 更新
富良野は本格的な秋の始まりです。
家の先には収穫されたタマネギコンテナが並び、その向こうの土手のキハダの木は黄色く色づき始めています。
今日はヘルマンヘッセ流「庭仕事の愉しみ」で汗を流しました。
家の前の道路にかぶさっているオニグルミの枝を切り落としました。
その庭仕事に付随する愉しみとして、枝についたオナガシジミを探します。
枝先の当年枝を中心に見ていくと、やはりついていました。
トレイにあるのがそれで、15個ついていました。
ということは、私の知らぬうちに、了解も得ずメスがやってきて産んでいったということ。
昨年はミズナラの太枝を倒したのですが、そこにも不法侵入したアイノミドリ、ジョウザンミドリの卵がついていました。
「来るときは一声かけて欲しい。産卵写真が撮りたいのに、」といつも思います。
とりあえず産付された卵の写真です。
せっかく産んでいったのだから、来春の飼育に回すことに。
さて、切り倒したのでとなりのキハダの日当たりがよくなるかな、とみてみると。
ついていたミヤマカラスアゲハの幼虫は全部回収したつもりが、1頭残っていました。(回収した幼虫はほとんど蛹化)
葉が黄色くなってきていてるので終齢までうまく育つかどうか少し心配ですが、この子の成長を見守ることにしました。
庭仕事の愉しみはヘルマンヘッセ同様、蝶を愛でる楽しみでもあるのです。