啓蟄も過ぎると

2022.3.10 更新

3月5日が啓蟄でした。富良野でも少しずつ虫が動き出したようです。

今日は素晴らしい青空が広がり気温も5.8℃まで上昇しました。

北海道人としては気温がプラスになると今日はダンキだね~。となります。

玄関を出ると子供が崩れた雪だるまを修復して遊んでいました。

庭の方にぶらぶら歩いてみると、足元に何かが…。おやエルタテハじゃないの。

雪のかたまりにぶら下がっている。

ちょっと「やらせ」のモデル撮影。

よくみると水を飲んでいるのか口吻を伸ばしていますね。

日陰に居たので日光浴させてみました。

2~3分じっとしていたら、突然飛んで行ってしまいました。

気温は5.8℃だけど体は日差しを浴びて活動できる温度まで上がったのでしょう。

日差しが強いので雪がどんどん解けていきます。

とくに樹の幹回りから雪が無くなってきます。木の肌に手を当ててみるとぬくもりが感じられます。

よし、どれだけ暖かいのと、表面温度を測ってみることに。

なるほど温かいわけだ。28℃にもなっている。

雪面の方は…。

-3.8℃でした。

エルタテハは木の肌のように日差しを浴びるところで体温が上昇したので飛び出したわけだ。羽の裏は樹皮にそっくりだけど…それは関係ないか。

 

近くの畑は、融雪剤をまいて雪を溶かしている。(まだアメダスデータでは積雪60㎝)

しばらくうろうろして玄関前に戻ると

雪だるまの松ぼっくりの眼と口があったまって落ちていました。

雪の表面にはナミテントウが歩いている。

まさに啓蟄ですね。

以上。